フラワープリンセスひょうご 花の産地レポートNo.1
10月28日、フラワープリンセスひょうご2019が、加西市内のハボタンやポインセチアの栽培農家を訪問させていただきました。
兵庫県はハボタンの生産量が全国第一位です。中でも北播磨地域(加西市・加東市・多可町など)が主な産地となっています。生産者による育種も盛んで、オリジナル品種が多い地域となっており、11月から12月上旬に全国各地に出荷されています。
また、クリスマスでお馴じみのポインセチアですが、出荷時期は10月~12月となっています。
訪問させていただいたときの様子について、レポートします。
高見園芸(加西市別府町)
高見園芸では、30種以上のハボタンが栽培されていました。また、自らもハボタンの品種開発に取り組まれています。
その中で葉の縁に赤い斑がはいる「マルモシリーズ」は、バラをイメージさせるハボタンでした。
高見昌伸さんから、ハボタンの栽培について説明していただきました。
このほかにも、様々な葉の色のものがあり、その種類の多さに驚かされました。
高見さんご夫妻と
花芳(はなよし)(加西市岸呂町)
花芳では、葉に光沢があり黒っぽく着色する「光子シリーズ」を4品種育成し、全国で高い評価を受けています。
初めて見せていただきましたが、太陽の光を浴び、葉が輝いていました、
花芳では、すべてオリジナル品種のハボタンを栽培されています。
大塩芳弘さんと
中山園芸(加西市鶉野町)
中山園芸では、ハボタンの新しい形の商品提案や自家育種に先駆的に取り組んでおられます。
中山宏子さんに、栽培ほ場を案内していただきました。
長く伸びた茎からびっしりと脇芽がふく「キャンドルシリーズ」、一見するとハボタンに見えない大きなものなど、色・形とも個性あふれるハボタンが栽培されていました。
芽キャベツのような姿の「キャンドルシリーズ」
中山さんと記念撮影
増田園芸(加西市繁昌町)
最後に増田園芸を訪問し、増田佳紀さんにポインセチアが栽培している温室内を案内していただきました。
赤のポインセチアはよく見かけますが、温室内にはその他に黄緑やピンクのポインセチアなど、数種類の品種が栽培されており、温室内の一面のポインセチアの美しさに圧倒されました。
増田さんご夫妻と、ポインセチアに囲まれて
最後になりましたが、12月14日及び15日の2日間、神戸市垂水区の商業施設ブルメール舞多聞にて、北はりま発ハボタンフェア、こうべ花マルシェ~伊川谷花フェア~が開催されます。
フラワープリンセスもお手伝いさせていただくことになっています。
是非、お越し下さい。
詳しい内容はこちらをクリック→チラシ