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フラワープリンセスひょうご 花の産地レポートNo.2

活動レポート

フラワープリンセスひょうご2019が、2月5日、淡路市の花き産地を訪問しました。
淡路市は淡路島北部に位置しており、兵庫県内で有数の花の産地で、特に切り花の生産が盛んです。
淡路島の花といえば、カーネーションをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
カーネーションの栽培も盛んですが、そのほかストック、きんせんか、スイートピーなどの栽培も行われています。
今回は、ストック、きんせんか、スイートピー、カーネーションの生産農家を訪問させていただいたときの様子をレポートします。

 

ストック(粟田農園)
淡路のストックは、ボリュームと絞まりの良さで高い評価をいただいています。また、新しい栽培方法や淡路オリジナル品種の導入により、出荷時期が11月から6月下旬と長期に渡るのも淡路の特長です。
今回、訪問させていただいた粟田真弘さんのビニールハウスは、2月中旬以降の出荷を予定しているストックが栽培されていました。
開花前でしたが、草姿は凜と感じさせるものがありました。


出荷間近の白花ストック「ホワイトアイアン」

 


粟田さんと、ピンクのストックに囲まれて

 

きんせんか(平岡農園)
きんせんかは、淡路市の霜の降りない東部地域中心に栽培されています。
栽培は、米の栽培が行われない時期に水田で行われています。
訪問した当日は、海と晴れた空を背景に、きんせんかが太陽の光を受けて生き生きとしていました。
3月の彼岸前が出荷のピークとなりますが、今年は暖冬のため生育が早いことから、「彼岸前に出荷が出来るよう、冷蔵庫で保管して出荷時期を調整しています。」と平岡さんから説明していただきました。


きんせんか「オレンジスター」が太陽の下で咲き誇っています

 


平岡正彦さんと記念撮影

 

スイートピー(一瀬農園)
一瀬勝義さんの温室の中に入ると、スイートピーのさわやかな、そして甘い香りに迎えられました。
様々な色のスイートピーが栽培されていましたが、特に「ラベンダー」と呼ばれている淡い紫色の花が香りも強く人気があるとのことでした。
淡路のスイートピーの出荷は、3月まで続きます。


一番人気の「ラベンダー」

 


一瀬さんご夫妻と

 

カーネーション(井上農園)
最後に、カーネーションを栽培されている井上雅俊さんの温室を訪問させていただきました。
カーネーションといえば、5月の第2日曜日の「母の日」を連想させますが、実際は11月から6月まで出荷されて、様々なシーンで活用されています。
訪問させていただいた井上さんの温室は、母の日の前にしばしばテレビの取材を受けられています。
温室内では赤色カーネーションが背丈ほどの高さまで生育しており、井上さんからは栽培の工夫として、天敵を使った害虫駆除で環境に優しい栽培を心がけているとのことでした。


赤のカーネーション、出荷が待ち遠しい

 


井上さんと